概要
コンクリートアジテータカーはレール走行台車にコンクリートアジテータを搭載した被牽引式台車で、コンクリートプラントで製造された生コンクリートの品質を損なうことなく、打設現場まで運搬する事を目的とした機械である。
特長
主にレール工法のトンネル工事におけるコンクリートの運搬に使用し、長距離のトンネル工事には走行中も攪拌出来る機種や勾配の軌道の為には油圧ブレーキを装備した特殊仕様車もある。停止時のコンクリートの攪拌は電動機で、走行中は車輪の回転動力を利用する構造となっている。本アジテータカーは被牽引式なので、走行には牽引車(ロコモティブ)が必要である。
仕様一覧
型式 |
EACL-156 | EACL-306 |
ACL-306 | ACL-601 | ACL-602 | |
コンクリート容量 ㎥ |
1.5 | 3.0 | 3.0 | 6.0 | 6.0 | |
ドラム容量 ㎥ |
2.0 | 4.5 |
4.5 | 7.8 | 7.8 | |
ドラム回転数 r.p.m |
50Hz | 8 | 8 |
0~10 | 0~15 | 0~15 |
60Hz | 9.6 | 9.6 | 0~10 | 0~15 | 0~15 | |
電動機容量 kw |
7.5 | 11 | 15 | 22 | 22 | |
排出時間 min |
4~6 | 5~7 | 5~7 | 8~12 | 8~12 | |
レールゲージ mm |
610 | 610/762 | 610/762 | 762/914 | 762/914 | |
走行部 | 2軸4輪 | 4軸8輪(両ボギー) |
4軸8輪(両ボギー) |
4軸8輪(両ボギー) |
4軸8輪(両ボギー) |
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重量 kg |
約 3,000 | 約 5,500 | 約 6,300 | 約 9,500 | 約 9,000 |
注 記
- 仕様は製品改良にともない予告なく変更する事があります。
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